建築学科について
安全で快適に暮らせる都市と建築を創造できる能力と意志を備えた人材の育成
建築学科は1945年10月に本学の前身である東海科学専門学校建築科として発足し、1950年に東海大学建設工学科、1966年に建築学科と改組され、今日に至っています。
創設者・故松前重義総長の建学の精神と、創設当初から学園の建設に協力し、同時に日本の分離派建築運動の指導的建築家として著名であった故山田守理事・初代主任教授の建築理念をもとに、「幅広い教養と確固たる歴史観、人生観に裏打ちされた高度な建築知識と技術を身につけ、自らの信念と責任のもとに建築の各方面で実社会に貢献しうる指導的人材を育成する」ことを教育目標としています。
したがって、本学科は、「正しい国際感覚」を養い、世界の変動を正しく認識した上で、人類が安全で快適に暮らせる都市と建築の理想空間を創造できる高い能力と強い意志を持った人材の育成を目指しています。さらに、建学の精神に基づき、「文理融合」、つまり文科系的な知恵と理科系的な知恵をあわせもった人材の育成を行うと共に、激動する国際社会を正しく認識し、学生が自主的に授業に参加し積極的に問題意識を持って学問に取り組むべく「問題発見解決型」教育を目指しています。
一方、現代の急速な科学技術の進歩に適切な対応をするために情報化対応の教育を行い、各授業において積極的に情報教育を取り入れ、卒業後に速やかな社会への対応を促進しています。また、学生の多様な能力と要望に対応するために、「リベラルアーツ(教養学科)教育」にも力を入れています。
このような姿勢のもと人類の平和に貢献し、環境にやさしい建築を念頭に置き、建築を創造し、保全を行うため、芸術性、安全性、機能性、社会性などを総合的にとらえて建築界に貢献しうる人材の育成を目指しているのです。
東海大学工学部建築学科
259-1292
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